生地に一目ぼれして思わず購入してしまった反物・・いつか仕立てようとしまっておいて
結局仕立てずにそのままたんすの肥やしになってしまっている。
そんな反物が我が家にはたくさんあって処分に困っている!
反物と仕立て上がりの着物どちらが高く売れるの?反物だと買取は不可なのかな・・?
と人知れず悩まれている方もいるのではないでしょうか。
反物に関してはいろいろな情報が錯綜しており、「ハサミを入れて仕立てる前の反物のほうが高く売れる」と
謳っているサイトもあるのですが、それは間違いで、仕立て上がりの着物のほうが若干買取価格は高くなります。
ここでは、なぜ仕立て上がりの着物よりも反物が安くなってしまうのかと言うことと
反物の買取価格の相場はどれくらいなのか?という点について簡単にまとめてみました。
反物の買取価格相場はどれくらい?

反物は、着物と同じく殆どが一点物なのではっきりとした相場価格はありません。
ただ、シミやカビ、汚れなどが無いものでも、
仕立て上がりの着物よりも1~2割くらい買取価格は安くなると言われています。
反物も、付下げ、訪問着、色無地、小紋と様々あるので、
価格相場は下記の各ページを参照していただき、それよりも1~2割安くなると思って頂ければ分かり易いかと思います。
何故反物は仕立て上がりの着物よりも買取価格が安くなるの?
ズバリ言いますと、仕立て代がかかるからです。また、仕立てるのに時間もかかるからです。(大体3週間~1ヶ月程)
反物を買い取った後、再販する際に避けて通れないのが仕立てです。
仕立てないと着物として着る事は出来ません。当然ですよね。
買取業者が反物を買取した場合は買取業者が仕立てに出すので
私たちのような一般の方が、自分で仕立てに出すよりも安く仕立てることが出来るのですが
それでも、仕立て代はどうしてもそれなりの費用が掛かるので、
再販時には仕立て代を上乗せした価格で売らなくてはならなくなります。
呉服屋さんで新品の着物を買う際は、着る人の身体のサイズを測って
その人に合った着物を仕立てていきます。
中古の着物は必ずしも身体に合うわけではないので
呉服屋さんが中古の着物を再販する際、販売価格は安くなってしまう事が多いので
「ハサミを入れる前のほうが着物(反物)は安くなる」と言う人がいたのかもしれませんが
買取業者としては、在庫を極力残さず、買い取った着物はネットオークションなどで
すぐに売りたいと考えて居るので、仕立て代や時間がかかる反物は若干安く取引される傾向があります。
仮絵羽(見仕立て品)の着物も買取出来るの?
実は、反物を切って、本仕立ての前の仮縫いをしている状態の着物(仮絵羽といいます)も
反物と同じ扱いで取引されます。
反物だけでなく、仮絵羽の状態で残っている着物を保管している方も少なくないそうです。
「もう生地自体をはさみで切っちゃっているから・・買取してもらえないだろう」
と、思われてるかたもいるようですが、それは間違いです。
仮絵羽の状態であればサイズの直しも広範囲で出来ますので買取業者は買い取ってくれます。
反物も実際に査定をしてもらわないと分からない
反物は、無傷で綺麗に保管されているものは高く売れる傾向がありますが
やはり色ヤケしていたり、シミがあるものに関しては少し安くなる傾向があります。
色ヤケなどの程度が酷いと、そのままでは再販できないのでかなり買取価格は安くなる事もあるのですが
その生地によってははぎれとしての価値があるものも存在するので
まずは着物に詳しい買取業者に査定をしてもらうことをおすすめします。
数ある買取業者の中でも、特におすすめなのがバイセルです。

バイセルには着物に精通している査定員が数多く在籍しており
親切丁寧に査定をしてくれるのと、査定料もキャンセル料も一切かからないのでオススメです。
家に反物があって、処分に困っているかたは、是非問合せしてみてはいかがでしょうか。

スピード買取は、2018年7月よりサービス名をバイセルに改めました。サービス内容は特に変わることは無いとのことです。
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