家に昔買わされた留袖があるけれど・・一度着ただけで全然袖を通していない。
色留袖を昔仕立ててもらったけど、結局着なかった。
いろいろな理由で留袖を持て余している方も多いと思います。
ここでは、そんな留袖の買取価格や買取における基礎知識について
簡単にまとめて行きたいと思います。留袖を売りたいと考えている方は是非参考にしてくださいね。
留袖は基本的に高額買取されづらい。
最初から否定的な見出しで申し訳ないのですが、留袖は訪問着や付下げ、振袖などに比べてると買取価格は低くなる傾向があります。
なぜなら、結婚式でしか着ないからです。特に、黒留袖の場合は家族、親族の結婚式の時以外は着る事が出来ません。
色留袖で、3つ紋、1つ紋ならば、訪問着と同様結婚式以外にも着ていくことも出来るのですが
結婚式以外で色留袖を着ていく人は、少ないです。(色留袖を存分に着こなしたいという方は別ですが)
稀に、人間国宝や人気着物作家の手がけた着物だったりすると高額買取になる事もあります。
それでも、需要は無いわけではないので、状態やサイズなどで価格は変動するものの
状態があまりに悪かったり、ポリエステルの八掛や胴裏を使用していなければ、
買取可能になる可能性は極めて高いですので、査定してもらう価値は十分にあるといえます。
ちなみに、古いけれど未使用品の黒留袖はとても安かったです

この画像の黒留袖なのですが、しつけ付きで未使用品、仕立てられてからはおよそ10年は経ってるものです。
身丈や裄は、私自身そこまで小柄ではないので、長さは十分にあったかと思います。
この黒留袖は、柄が少し大きくて派手めだという事でかなり安い査定金額を付けられてしまいました。
黒留袖を着られるかたの大半は、当たり前ですが中高年(50歳以上)の方が多いので
留袖の柄が比較的地味で、小ぶりなものが好まれる事が多いです。
まぁ、着られるかたの嗜好などもあるので一概には言えませんが。
私の持っていた留袖は、市場のニーズとはマッチしてなかった・・という事ですね。
それと、仕立てられてから10年以上が経過しているような着物はやはり値段が下がってしまうという事でした。
一般的な留袖の価格相場は?
仕立てられてから比較的新しいものや、小ぶりで地味目の柄や刺繍の物ですと
色留袖、黒留袖関係なく1500円~2000円くらいの値段。
有名作家や人間国宝の手がけた留袖となると10000円以上の値段が付くことがあります。
時期などにより金額に差が出ます。金額を保証するものではござ
いません。ここに書いてある金額は、あくまでも目安です。
どんな留袖でも、買取査定をしてもらわないと実際の値段は分からない。
私の持っていた留袖は、残念ながら安い値段しか付きませんでしたが
持っている着物の市場価値があるのかどうか?というのはやはりプロに見てもらわないと分からない部分が多々あります。
私自身も、着物に精通した仕事をしておりましたが、買取価格や買い取られた後の着物の事については
実際に査定をしてもらってから分かった事ばかりで、分からなかった部分も多々ありました。
まずは、出張査定を依頼して、実際にお手持ちの留袖を査定してもらうことをオススメします。
リサイクルショップなどに直接持ち込むよりも、手間もかかりませんし、着物の買取を得意としている業者であれば
リサイクルショップよりも高い買取価格を付けてくれることが殆どです。
そこで、私がオススメしたい着物買取を得意としている買取業者はバイセルです。

キャンセル料や出張料、査定料も無料ですし、買取した日から8日間はクーリングオフが適応になり
後からキャンセルもできるので安心です。
買取の依頼だけでなく問合せだけでも丁寧に応対してくれます。
スピード買取は、2018年7月よりサービス名をバイセルに改めました。サービス内容は特に変わることは無いとのことです。
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