着物の出張査定を頼むときに注意しておきたいポイントとは? | 着物買取大辞典

着物買取時の注意点

着物の出張査定を頼むときに注意しておきたいポイントとは?

礼子
こんにちは。「着物買取大辞典」管理人の礼子です。

着物の出張査定を依頼したいけれど・・どの業者もホームページ等を見ると良い事しか書いてないしこれって本当なの?と思う部分もあるかと思います。

そこで、ここでは着物を買い取ってもらう際に「これは知っておいたほうがいいかも!」と思ったことをいくつかまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

 

着物買取で出るトラブル事例

着物の訪問買取に関するトラブルは、残念ながら多く発生しています。

どんなトラブルがあるのか?事例をいくつかをご紹介しましょう。

ケース1(60代 女性)

2~3日前に、「いらない着物や衣類を買い取りに伺います。」と電話があり、処分したい着物があったので、来てもらうことにしました。

その日のうちに業者が来ました。

ところが、業者は玄関先に座り込んで、着物には目もくれず、「貴金属や宝石はないか。」と聞いてきたのです。

業者が、流れるように強引に話をするので、催眠術にかかったみたいに、あれよあれよという間にダイヤの婚約指輪、プラチナの結婚指輪、母の形見の18金のネックレスなどを見せてしまい、業者は、まとめて2万円で買うと言って、一方的に代金と領収書を置いて帰って行ってしまいました。

どれも大事な品なので、取り戻したい。

 

ケース2(50代 女性)

女性の声で、要らなくなった着物やハンドバックを買い取ると電話があり、訪問を了承すると男性が来訪した。

着物を出したが「木綿の着物は買い取れない」と断られた。

「交通費をかけてここまで来たのに手ぶらでは帰れない」と強く言われ、怖かったので年賀切手を出したが希少価値がないと買い取らなかった。

仕方がないのでオリンピック等の記念硬貨を見せると額面価格で買い取った

 

ケース3(50代 男性)

母の着物を着物を売却しましたが、着物は撫でるように触るだけでほとんど見もせず数点だけに300円ほどの値段をつけました。

着物が売れないのはわかりますが、見る気もほとんどないような査定の感じでした。

他に貴金属やブランド品はありませんか?と聞いてきたのでこれが目的なのかと思いましたが、いくつかあったので鑑定してもらいました。ブランドの指輪を1万で買取ますといってきましたが、その指輪はプラチナでプラチナの売却相場価格だけでも4万を越す物でした。

それを伝えると、すぐに値段は4万に訂正され、「思い入れがあるものかと思いブランドの価格で買取を出させて頂きました」「時々思いを価格にして欲しいという方もいて…」と、本当に人を馬鹿にしてるのかと思うような言い訳をしてきたので、とても残念だなと思いました。

切手も見てもらいましたが、頑なに、いくら分ここにあるか知ってますか?と何度も聞かれただけ。

知っていましたがわからないフリをしたら、全然違う金額を言われて本当に呆れてしまいました。

 

ケース4(40代 女性)

祖母の着物がたくさんあって整理のために、自宅に来ていただきました。

若い女性でしたが感じはとても良かったです。

差定額は低くたくさん出しましたが、買い取りが不可も多く無駄になりました。

着物の価値がわかる人が査定するわけではないです。だから高価なものや思い入れのあるものは、嫌な思いをすることもあると思います。あくまでも需要があるかどうか。

あと気になったのは、他にないですかと何度も聞かれます。貴金属が欲しかったようです。客にこう言われたらこのように返すというような、マニュアルがあるように思いました。

 

このように、着物買取に関するトラブルは、
・電話で着物の買取をするといって訪問した業者が、貴金属など他のものを無理やり買い取っていく「押し買い」
・不当に安い価格で買い取る「買い叩き」
・他のものと一緒に買い取る「抱き合わせ購入」
などがあります。

礼子
電話でアポをとって貴金属の買取をしようとする営業に関するトラブルだけでなく、こちらから査定を依頼した際のトラブルもあるようです

 

トラブルを避けるための方法

では、トラブルを避けるためにはどうしたらよいのでしょうか?

トラブル回避のための方法を次に説明します。

正しい知識をもつ

まず、「押し買い」トラブルを避けるための方法について紹介しましょう。

押し買いの場合、悪いのは、強引に貴金属などを買い取ろうとする業者です。

ただ、その業者を撃退するためには、そのための知識をもつことも大切です。

訪問買取などに関わる「特定商取引法」は2015年に改正され、飛び込みでの買取が禁止されました。

それ以降、飛び込み販売が減ったかわりに、事例で紹介したように事前に電話をかけてから訪問するケースが増えています。

事前に了解を得ていれば、違法ではありません。でも、あらかじめ電話で伝えた品物以外のものを買い取ろうとするのは禁止行為です。

つまり、「不要な着物の買取り」のために訪問を受ける約束だったのに、家に来てから「貴金属の買取り」の勧誘をしたら、それは違反になるのです。

このような知識があれば、被害を未然に防げる可能性が高くなります。

次の5つのポイントを頭に入れておくだけでも、トラブル回避の役に立つでしょう

これだけは知っておきましょう!

  • アポなしで訪問することは、それだけで違法となります
  • 業者が電話でアポイントを取ってから訪問する場合は違反にはなりません
    但し、売り主側が電話で伝えた品物以外を無理に買い取ろうとするのは違法となります
  • 売り主が契約しないと言ったら、それ以上勧誘することは禁じられてます
  • 事実と違うことを言ったり、また大事なことを言わないで勧誘したり、威圧して困惑させることも禁じられてます。
  • 訪問購入にはクーリング・オフ制度があります

 

突然の電話での訪問は断る

先程も説明しましたが、飛び込みでの買取は特定商取引法で禁止されています。

事前に買取勧誘の電話をかけ、査定依頼を受けたあと訪問した場合は、法律違反にはなりませんが、飛び込みや突然の電話での訪問はきっぱりと断るようにしましょう。

その際、「特定商取引法」で禁じられている内容を知っていれば、それを盾にしっかりと断ることができるでしょう。

また、突然の営業電話は、「なぜ自分の家の電話番号を知っているのか?」と疑問をもち、相手のペースに流されないことが大切です。

礼子
あまりにしつこい場合は、途中で電話を切るくらいのことをしてもいいと思うわ

 

事前に買取可能品目の説明を受ける

査定に来てもらったら、査定してもらいたい着物を見せる前に、「買取可能なもの」「買取できないもの」の説明を受けることをおすすめします

例えば、着物で買取不可になるのはどんなものなのか、査定額が上がるポイント、下がるポイントも聞いてみましょう。

はっきりとした回答が返って来ない査定員は、着物に詳しくない可能性があります。

事前に、そのような確認をすることがトラブル回避につながります。

礼子
流れに任せず、確認すべきことはしっかり確認することが必要ですね

 

事前に査定額の目安を確認しておく

買取業者によっては、HPに買取実績を掲載していて、それをみると、どんな種類のどんな状態の着物がいくらで買い取られたかがわかります。

事前に、その買取実績を確認しておくことで、査定依頼する着物の査定額の目安を知ることができます。

万が一、思っていたよりかなり低い査定額が提示された場合は、その目安の額をもとに、交渉することも可能でしょう。

礼子
何社かの買取額を確認して、比較しておくのもいいかもしれませんね

 

他の物を売る気がない場合ははっきり断る

訪問査定を依頼した際のトラブルの1つが、抱き合わせ購入です。

着物の査定に来たのに、他に査定するものはないかを聞かれ、貴金属を安く買い取られた方も多くいるようです。

それを防ぐには、他の物を売る気がない場合は、はっきり断ることが大切です。

さきほども説明したことではありますが…

ポイント

  • 売り主側が電話で伝えた品物以外を無理に買い取ろうとするのは違法となります
  • 売り主が売りたくないと言ったら、それ以上勧誘することは禁じられてます

こちらが断ったら、それ以上勧誘することは禁止されていますから、はっきり意思表示をすることが重要です。

 

売主が高齢者の場合は家族が同席する

着物買取で、トラブルに巻き込まれるのは高齢者が多いようです。

高齢者の方々も、悪質業者がどんな手口で詐欺をするのか、頭では分かっていると思います。

でも、いざ現実にそのような事態に巻き込まれると、まくしたてられて何も言えなくなったり、うまい言葉についサインをしてしまうのではないでしょうか。

それを防ぐためには、お子さんや成人したお孫さんなど家族の同席が効果的です。

クーリングオフ制度はあるとはいえ、トラブルに巻き込まれてからでは手遅れになることもありますから、「着物を売ろうと思っている」という言葉を親や祖父母から聞いたら、可能な限り査定の場には同席してあげてください。

礼子
高齢のご両親や祖父母と密に連絡をとれば、怪しい電話がかかっていないかなど、様子も分かるのではないでしょうか

 

おススメの買取業者

トラブルに巻き込まれないためには、信頼できる買取業者を選ぶことも大切です。

当サイトでおすすめの着物買取業者を紹介しましょう。

バイセル

 

私が特におすすめする買取業者は【バイセル】という着物買取業者です。

バイセルをおすすめする理由は次の5点です。

  • 出張料・査定料・買取キャンセル料が無料なので見積もりだけの依頼も可能
  • 着物の買取を得意としているため高価買取が可能
  • 依頼から査定までがとにかく早く、即日~翌日には査定に来てくれる
  • 着物の買取金額についての詳しい説明をしてくれる
  • 対応が親切丁寧で、買取前の説明やアフターフォローも充実している

私も今までバイセルに4回ほど査定を依頼しましたが、最高で着物を1着15,000円で買取して貰うことができました。

買取金額の詳しい説明もしてくれますし、着物の買取を得意としているので信頼ができ、お問い合わせだけでも親切に対応してもらえます。

 

 

福ちゃん

2つ目は、中尾彬さんと妻・池波志乃さん夫妻がイメージキャラクターになっている「福ちゃん」です。

HPには、「買取品目」「買取方法」「サービスの特徴」などが動画で分かりやすく紹介されていて、初めての人でも安心して買取依頼ができます。

また、買取方法は、店頭、出張、宅配の3種類から選ぶことができ、店舗も仙台から福岡まで11店舗あります。

査定を依頼するにあたっては、個人情報の取り扱いも気になると思いますが、「福ちゃん」は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会から、個人情報保護の保護、管理状態において適切であるとうる「プライバシーマーク」を取得しているので、その点でも安心です。

 

 

 

買取プレミアム

「買取プレミアム」は2001年に設立された、20年の実績がある総合買取業者です。

出張買取・宅配買取・持込買取の3つの買取方法から選ぶことができ、日本全国で買取サービスを受けることができます。

HPには、買取の査定対象になる着物の種類と買取相場について紹介されているので、査定依頼をする前に、ある程度自分で判断することもできますし、買取実績が豊富に紹介されているので、参考になります。

また、買取商品の一部返品に関する相談や、査定員に関する要望などを連絡することができる「お客様相談室」があるのも、利用者に寄り添う会社の姿勢の現れといえるでしょう。

 

 

 

高く売るためには着物のことを良く知っておこう

着物の買取を依頼するなら、やはりできるだけ高く買い取ってもらいたいですよね。

そのためには、着物のことをよく知り、高額買取になるポイントを抑えておきましょう。

高額買取になる条件

高額な買取価格になりやすい着物は次のようなものです。

高額買取になる着物の条件

  • 絹・麻・綿で仕立てられた着物
  • 有名産地・有名作家の着物
  • 証紙や落款つきの着物
  • 未着用の着物、シミ・シワのない保存状態の良い着物
  • 着物のサイズが大きいもの

 

着物の素材は、絹・麻・綿・ウール・ポリエステルなど約5つの素材から仕立てられていますが、その中でも絹・麻・綿は高級な着物に使われることが多く、それらの素材で仕立てられた着物は、高額で買取される確率が高いです。

また、シミやシワなど着物の状態も買取額を左右しますが、証紙や落款つきの着物は、状態にかかわらず高い額が付く可能性があります。

さらに、サイズが大きい着物は体型を選ばずに着られるので、中古着物市場でも需要が多く、生地が多く使われているぶん、仕立て直しがしやすいという理由もあって高額で買い取りされます。

礼子
高額買取してもらうためには、保管の仕方も重要です。未使用だからといってしまいっぱなしにせず、着物の状態はしっかり確認しておきましょう

 

その他、注意すべきポイント

訪問買取を依頼する際、次の点も注意しましょう。

その日に来てほしい場合、査定依頼は午前中に!

着物の査定を依頼する場合、思い立ったらその日のうちに査定してもらいたい!と思う方が多いのではないでしょうか。

その日のうちに査定に来てもらいたい場合は、査定依頼は午前中にした方がよいでしょう。

土日祝日は査定依頼も多く混んでいるので、午前中に査定の依頼をしても、その日の遅い時間や翌日になることもあります。

午後に査定を依頼すると、もしかしたら翌日以降になってしまうこともあり得ます。

礼子
私はGW中に査定を依頼したことがありますが、連休中も混んでいて、査定員が来たのは当日の夜でした

 

査定受付が終了するまでに10分~20分かかる

買取業者に連絡が取れても、日時を指定してすぐに通話が終わるわけではありません。

「査定品目は何がどれくらいあるか」「査定や買取おいての流れの説明」などなど、確認事項があり、通話時間は意外と長くなります。

また、日時を調整する際に、自分が来てほしい時間に査定員が空いているかを確認するために、少し待たされることがあります。

それを踏まえ、30分くらい時間が空いている時に、査定依頼連絡をすることをおすすめします。

即日出張査定を依頼したいということならば午前中に連絡しましょう、と先ほどお話ししましたが、最近は、どの業者も夜遅くまで営業しているので、お仕事されている方は、仕事の後にホームページやお電話にて査定依頼をすることも可能です。

 

女性の査定員の指定は難しい

女性の一人暮らしの場合、知らない男性を家に上げるのはためらいますよね。

買取業者によっては、女性の査定員を指定することも可能です。

ただ、大体どの業者も、査定員の8~9割が男性なので、女性の査定員を自分の都合の良い時間に即日来てもらうことは正直とても難しいです。

どうしても女性の査定員さんに来てほしいという場合は、買取業者側のスケジュールに合わせ、査定日程を先に伸ばす必要があるでしょう。

ただ、最初から諦めず、女性査定員を希望する旨はしっかり伝えましょう。

礼子
女性の一人暮らしだと、女性の査定員の方が安心ですよね。ただ、着物の査定がしっかりできる査定員であることも大切なポイントです

 

査定依頼する着物の枚数や状態を把握しておく

親や祖父母が住んでいた家の片付けをして出てきた着物の査定を依頼するなど、枚数が多い場合は、箪笥から出してそのまま査定を依頼してしまうこともあるかもしれません。

でも、それは絶対に避けましょう。

面倒でも査定依頼する着物の枚数とそれぞれの着物の状態、小物などの数もしっかりと確認しておきましょう。

着物の枚数と状態を確認しておくことで、査定額が出た際、なぜその額になったか、査定員に1枚1枚確認することもできますし、査定する着物に証紙や落款がついているものがあった場合も、それを伝えることが可能になります。

礼子
着物に詳しくないと、状態確認などは難しいかもしれませんが、少なくとも枚数だけはチェックするようにしましょう

 

セットのものはまとめておく

着物と帯、草履など、セットになっているものは、まとめておきましょう。

それは、セットの方が買取額がアップする可能性があるからです。

バラバラでおいておくと、着物は着物、帯は帯で査定され、セットとしての評価がされません。

査定が出た後、「これとこれはセットだった…」といっても査定額を上げてもらえるとは限りません。

買取業者も、セットの方が売りやすいため、セットものは喜ばれます。

査定する着物や帯は、すべて確認した上で、セットものはまとめておくようにしましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最初に紹介したように、ホームページには良い事ばかり書いてあるのに実際は全然違った・・という事態はたくさんあります。

でも、このサイトで紹介した注意点を踏まえれば、「押し買い」や「抱き合わせ」にも冷静に対処していただけると思います。

トラブルに巻き込まれないためには、「きっぱり断る」ことも重要です。

少しでも不安や疑問に思うことがあったら、相手のペースに流されずにしっかり断り、信頼できる業者に任せるようにしましょう。

 

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